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腰だけでなく、おしりにも痛みがあると、いつも気になってしまいますよね。あなたもお尻の痛みの原因がわからず困っていませんか?
実はおしりの痛みは骨盤と筋肉をケアすることによって、過ごしやすくなる可能性があります。
本記事を読むことによって、腰とおしりの痛みを解決するヒントがわかります。おすすめの対策法も公開していますので最後までお読みください。
おしりの痛みを発生させる代表的な3つの原因
おしりの痛みの原因には次の3つが考えられます。
- 梨状筋症候群
- 仙腸関節障害
- 上・下殿皮神経障害
これら3つの疾患が代表的なものです。
基本的には片側のみに症状がでやすいです。両方の腰、おしりや足に症状がでることもありますが、数としてはそこまで多くありません。左右どちらかに負担がかたより症状が起こってきます。
詳しく解説していきます。
梨状筋症候群
おしりの奥にある筋肉が硬くなってしまい、坐骨神経を圧迫することによって起こります。梨状筋症候群は以下のような原因で起こりやすいと言われています。
- 長時間座っていることが多い
- 中腰になることが多い
- よく運動をしている
おしりの外側や奥の痛み、ふとももの後ろに症状がでることも
梨状筋症候群はおしりの外側や奥の方に痛みを感じることが多いです。梨状筋という筋肉が付着している場所に症状がでやすいのです。
また、ふとももの後ろにしびれが出ることがあります。坐骨神経が圧迫されることにより、おしりよりも下に症状がでてしまうのです。
仙腸関節障害
仙腸関節障害は骨盤にある関節にゆがみが起こり、痛みが発生すると言われています。仙腸関節障害は以下のような原因で起こりやすいと言われています。
- 出産後に痛くなることが多い
- 腰の負担がかかる同じ作業を繰り返しおこなうことが多い
- 中腰で不用意に重たいものを持った
- 腰のトラブルと同時に起こることもある
仙腸関節障害は腰トラブルの1割程度をしめるという見解もあります。比較的多い疾患です。
腰とおしりの間に痛みを感じやすい
仙腸関節障害になると腰とおしりの間に痛みを感じることが多いです。また、それ以外にはおしり、足の付け根、ふとももにも痛みを感じることがあります。
また、ぎっくり腰のような症状になることもしばしばみられるようです。実際にぎっくり腰の何割かは仙腸関節障害ではないかと考えられています。
上・下殿皮神経障害
上・下殿皮神経障害はおしりにある「上殿皮神経」「下殿皮神経」が筋肉によって圧迫されておこるものです。上・下殿皮神経は以下のような原因で起こりやすいと言われています。
・腰のトラブルの手術後
この疾患は腰のトラブルを抱えている方のうち、15%程度に発生するという報告があります。そのため、比較的多い疾患として現在では名前が浸透しつつあります。
腰を後ろに反ったり、横に倒したりすると悪化しやすい
上・下殿皮神経障害の特徴のひとつに腰の動きによって症状がひどくなるというものがあります。具体的には腰を後ろにそる(後屈)、横に倒す(側屈)、ひねる、長時間の立位・座位、寝返りなどです。
歩行中に痛くなるケースもあるため、ほかの疾患と間違われることもあります。
3つの疾患を特徴別で表にまとめました
上記3つの疾患の特徴を比較してみましょう。
梨状筋症候群 | 長時間座っている方に多く、おしりの外側が痛むことが多い。 |
仙腸関節障害 | ぎっくり腰などの原因になることもあり、腰とおしりの間が痛むことが多い。 |
上・下殿皮神経障害 | 悪い姿勢を長くとると起こりやすく、おしりの上の方が痛むことが多い。 |
これらの特徴はあくまで目安の症状です。自分で判断するのは危険ですので、正確に知りたい方は整形外科への受診をおすすめします。
おしりの痛みには「骨盤」と「筋肉」のケアがおすすめ
本記事で説明した3つの疾患はいずれも筋肉と骨盤のケアをおこなうと、日常生活が過ごしやすくなる可能性があります。
なぜなら、以下のような理由があります。
仙腸関節障害は骨盤のゆがみによって起こることが多い。
このような理由があるため、筋肉と骨盤のケアが大切になってきます。当院でおすすめしているセルフケアがありますので、興味にある方はご覧ください。
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まとめ
腰の痛みとともにおしりが痛くなる原因には3つあります。
- 梨状筋症候群
- 仙腸関節障害
- 上・下殿皮神経障害
これら3つの原因はそれぞれ微妙に症状が違いますが、自分で違いを判断するのは難しいです。しっかりと原因をみてくれるところにいき、早めのケアをしていきましょう。
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