あさば接骨院 asaba seikotsuin

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南流山、江戸川台の2店舗を構えるあさば接骨院は、腰痛・坐骨神経痛・膝痛・産後の痛みの改善を得意とする地域密着の整骨院です。

健康コラム

産後に腰痛がひどくて起き上がれない…現役整体師が教える原因と対策

「朝起きると腰が痛くて寝返りがうてない」
「腰痛が怖くてスッと起きられない」
産後にこのような腰痛でお悩みの方は本当に多いです。
ではなぜこのような症状が起こってしまっているのか今回は原因と対策について解説していきます

産後の腰痛の原因

腰痛で起きれないという症状は産後に限ったものではありません。
男性でも出産経験のない女性でもこの様な症状を訴える方はおられます。
ですが、多くの女性が出産後に”腰痛がひどくて起きれられない”という症状を経験します。
それは一体なぜなのでしょうか?
実はその原因は大きく分けて三つの原因があります。

骨盤の歪み

出産する前に女性の体にはリラキシンというホルモンが分泌されます。
このリラキシンには全身の靭帯や関節をゆるゆるにする効果があります。
そのため骨盤や背骨など普段は安定しているはずの関節も不安定になり歪んでいきます。
基本的に産後3〜6ヶ月までこの状態は続きますので、この期間で正しい骨盤の位置をキープして置かないと歪んだままで緩んでいた関節が固まってしまいます。
それにより腹筋に力が入らない、背筋に負担がかかるなどの不調に繋がります。

筋肉の緊張

骨盤の歪みよりも腰痛の原因でもっとも多いのは筋肉の緊張です。
筋肉が緊張する理由としては育児による作業が主な原因。
授乳やおむつ替え、抱っこなど基本的に前かがみ姿勢で行うことが多いですよね。
この様な今まで行っていなかった作業を行うことで体にはかなり負担がかかっています。
また前述のリラキシンというホルモンの効果で関節はゆるゆる。
それを代わりに支えるために、筋肉がガチガチに硬くなってしまうという状態なんです。
この筋肉の緊張により循環が悪くなり、疲労物質が溜まって痛みを引き起こします。

婦人科系疾患

あまり多くはありませんが婦人科系疾患を持っている場合も腰痛が引き起こされるケースがあります。
特に安静時も強く痛むような腰痛に関しては、子宮筋腫や子宮内膜症などの症状も疑ってみるべきでしょう。
人によっては筋腫が大きくなり内臓や神経を圧迫し痛みがしびれが出ることもありますので安静時痛がある場合は早いうちに1度検査してもらうことをお勧めいたします。

産後の起き上がれないほど痛い腰痛の解消法

このような産後の腰痛ですがどのように解消して行ったら良いでしょうか?
色々な方法がありますがこれではメジャーなものを紹介したいと思います

骨盤ベルト

まず不安定な言葉を安定させるために骨盤ベルトを装着するという方法があります。
これはベルトだったりガードルを装着するという方法ですが、この方法は装着の仕方に注意しないといけません。
なぜかと言うと骨盤の上部にはめすぎてしまうと骨盤の下側の筋肉をゆるめてしまい子宮脱や脱腸などの症状が出てくる場合があります。
ただでさえ出産で骨盤の下側の筋肉は緩んでいますので、骨盤ベルトを上に装着していると骨盤の下の筋肉をより伸ばしてしまい、このような症状が出ます。
ですので必ず骨盤をはめる場所をしっかりと習うようにしましょう。
多くの場合は恥骨と太ももの一番太いところを結んだ高さで締めるようにします。
腰に巻くというよりは、どちらかというとお尻に巻くような形になりますのでご注意ください。

寝る前のストレッチ

次に行ってもらいたいのは寝る前のストレッチです。
起き上がれないという症状に関しては、朝方や昼寝した後などだと思います。
寝ている時の全身の血流は滞りやすくなっていますので、筋肉の中に疲労物質がたまって痛みが出てきている状態です。
対処法としては、寝る前に一度ストレッチをしてから寝るように心がけるとかなり起きる時の痛みが解消できます。
ストレッチでおすすめなのは仰向けで両足を抱え込むような腰背部のストレッチや、片足を抱え込むようなお尻のストレッチを行うことで筋肉を緩めることができますので、一度お試しください。

軽い運動を取り入れる

全身の血流を良くする方法として軽い運動をするいう方法があります。
全身の血行不良により痛みの物質がたまらないように10分程度のウォーキングや10回程度スクワットなどを行うことで全身の血流を改善させることができます。
頑張って長時間やらなくても大丈夫。
合間合間に少しずつ軽い運動を取り入れることで全身の血行を良くなり、また代謝も良くなるので産後の産後太りの解消に繋がります。
ぜひお試しください。

お風呂で温まる

お風呂で温まるのも効果的な方法です。
痛みの解消のためには全身の血行良くする必要がありますので、シャワーではなくしっかりお湯に浸かるようにして体を温めましょう。
またなかなか子供さんの面倒を見てるとお風呂に入る時間がないという方は家族に協力をお願いしてたまにはしっかり休む時間を作るように心がけてくださいね。

整体院や整骨院に通う

これまでの方法は一般的な方法ですので、あなたにぴったり合う方法かどうかはわかりません。
ですので整体院や整骨院でスタッフにみてもらいあなたに合うの方法を見つけてもらうのも改善の近道になるでしょう。
その際の注意点としては、自宅でも出来るセルフケア方法を必ず聞くことです。
どのようにすれば自分でも出来るのかを聞いて自宅で実践してみてくださいね。
また整体院や整骨院と病院との違いは病院の外来よりも長い時間をかけて体をチェックしてくれる店舗が多いということです。
しっかり自分の体見てほしいという方は整体や接骨院に行ってみるというのもオススメです。

婦人科系の疾患はどこで検査できる?

婦人科系疾患の場合は整体はセルフで改善させることはできません。
安政時も腰痛がある場合は必ず出産した産婦人科か婦人科のある医療機関にみてもらうようにしましょう。
婦人科系の疾患は症状を自覚しにくいので、超音波エコーや MRI、血液検査なのできちんと診断していただくと安心できると思います。

まとめ

今回は産後に腰痛がひどくて起き上がれないという方のための情報をまとめました。
腰痛に関しては産後1ヶ月の産褥期にしっかり休めなかったという方は、長引きやすい印象があります。
育児は一人でなく周りの協力を得てやっていけるものです。
一人で抱え込まず周囲の協力者を作って快適な子育てライフを過ごしていきましょう。