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坐骨神経痛の手術を検討している方は慎重にならなければいけません。なぜなら手術で症状が劇的に良くなることもある一方で、リスクも存在するからです。
しかし、坐骨神経痛の手術に関しての情報は一般的にはあまり知られていないですよね。本記事では、坐骨神経痛の手術を検討している方に対して医療系国家資格者として解説していきます。
具体的には以下のことが解説されています。
- 坐骨神経痛の手術をした際の入院期間
- 坐骨神経痛の手術のリスク
- 坐骨神経痛の手術後のリハビリ
これを知ることによって坐骨神経痛の手術を検討するうえで一つの指針になります。是非、ご覧ください。
坐骨神経痛の手術をした際に入院期間
坐骨神経痛の手術をした際の手術をした際の入院期間はおよそ数日~14日です。手術後でも過度の安静は認められず、早い段階で動きはじめ、長期入院には至らないケースがほとんどです。
また、手術法や原因となっている疾患によって入院日数が異なります。
手術が必要な坐骨神経痛になりうる原因疾患は以下のようなものです。
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 脊柱管狭窄症
- 梨状筋症候群
それぞれの原因となっている疾患の手術をおこなった際の入院日数をみていきましょう。
腰痛椎間板ヘルニアの手術をした際の入院日数
坐骨神経痛の入院期間は半日から3週間程度です。状態や手術法によっても左右されます。以下の表をご覧ください。
出典:岩井整形外科内科病院
このように手術法によって入院期間は大きくかわってきます。レーザー治療やenSpire法などは半日で済むケースもあり、仕事で忙しい方などにはとても嬉しいです。
腰痛椎間板ヘルニアの状態によって選択できる手術法はかわりますので、詳しくは病院にお問い合わせください。また、入院日数も病院やクリニックによって多少前後することがありますのでご注意ください。
*なお2019.6.10現在画像の出典もとである岩井整形外科内科病院ではenSpire法は受付を一時中断しております。
脊柱管狭窄症の手術をした際の入院日数
脊柱管狭窄症の手術期間は腰椎椎間板ヘルニアよりも長くなりやすい傾向にあります。
出典:岩井整形外科内科病院
上記のように4~14日が入院期間の目安ととなりそうです。従来通り切開手術を選択すると入院期間が長くなる傾向にあります。
脊柱管狭窄症の状態によって選択できる手術法はかわりますので、詳しくは病院にお問い合わせください。また、入院日数も病院やクリニックによって多少前後することがありますのでご注意ください。
梨状筋症候群の手術をした際の入院期間
梨状筋症候群で手術をおこなうケースは多くありません。ほとんどが保存療法といって、手術以外の選択肢で治療がおこなわれます。
万が一手術になった場合の入院期間は数日~2週間と考えられます。
坐骨神経痛の手術のリスク
坐骨神経痛の手術をおこなった場合、可能性は低いものの合併症を伴ってしまうケースがあります。以下のような合併症になってしまうケースがあります。
- 神経を傷つけてしまうことによる、下半身の麻痺や感覚障害
- 神経を傷つけてしまうことによる排尿障害
- 手術中に感染を起こすことにより背骨の関節の炎症
- お腹の大きな血管を傷つけてしまうことによる大出血
手術をどこの病院でおこなっても、一定の割合でリスクを抱えています。そのため、手術を検討していく際には信頼できる医師のもとおこなうことをおすすめします。
坐骨神経痛の手術後のリハビリ
手術後は必ずリハビリを受けなければいけません。ほとんどのケースで少なからず、メスで体に傷をつけますので、そこの部分や手術した部分を体になじませるためです。
リハビリには自宅でおこなうものと通院しておこなうものがあります。自宅ではストレッチや体操をおこない、病院では理学療法士などによる専門的なリハビリを受けることが可能です。
リハビリの期間やペースは病院によって異なります。一般的には週に1回のペースで通院し、3~12か月継続することが多いでしょう。
まとめ
坐骨神経痛の手術は比較的大事故につながりにくいものの、一定の割合でリスクを抱えています。そのため、しっかりと説明を受け、信頼できる医師のもと手術を受けることが大切です。
また、選択できる手術の種類はどんな疾患が原因で坐骨神経痛になっているかで変わってきます。入院期間も手術法によって異なります。
情報を集め、手術をおこなうメリット・デメリットを比較検討しながら良い選択をしていきましょう。
参考文献
参考文献
「岩井整形外科内科病院」
「運動器ケア島田病院」
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