女性なら誰しもが一度は骨盤の歪みを気にしたことがあるかと思います。ぽっこりお腹や猫背、腰痛の原因にもなる可能性があります。できることなら骨盤のバランスは正常であってほしいですよね。
本記事では骨盤を整える正しい寝方を中心に解説しています。睡眠中、骨盤ガードルをどのように使用するか、産後はどのような姿勢で寝れば良いかなども説明していきます。
骨盤のゆがみに困っている方はぜひご覧ください。
いつも同じ姿勢はNG?時には別の姿勢で寝てみる
睡眠中に骨盤のゆがみを引き起こさないためには連続して同じ姿勢で寝ないことがポイントです。なぜなら、骨盤はいつも同じ方向に圧力がかかると歪みやすくなるからです。
そのため、いつも横向きで寝ている方は仰向けに変えてみるなどの対策が必要となります。
しかし、中には一定の姿勢でないとうまく眠ることができないという方もいるでしょう。そのような場合は抱き枕を使用するなどの工夫をしてみましょう。
寝るときの姿勢を少し変えてみるだけで骨盤のゆがみは起きづらくなります。
骨盤用ガードルはつけたままで良いの?
骨盤用ガードルは骨盤の歪みを整えてくれます。睡眠中も装着することで効果が高まりそうに思うかもしれませんが、睡眠中はなるべく外すことをおすすめします。
睡眠中は細胞が回復する大切な時間です。そのため、骨盤用ガードルを装着したまま寝てしまうと骨盤周りの循環が悪くなる可能性が考えられます。骨盤用ガードルは骨盤を整える機能がある一方、あまりにも長時間装着すると逆効果になることもあります。
骨盤ガードルは睡眠中の使用をなるべく避け、長時間装着しないよう心がけましょう。
産後の寝方は?
産後の骨盤はホルモンや出産の影響で歪みやすくなっています。特に出産後6ヶ月は骨盤を固定する組織が回復しきれていないため、とくにバランスを崩しやすいです。
そのため産後、睡眠をとる際は仰向けの姿勢になると骨盤がゆがみにくいと言われています。仰向けでは骨盤に対し、後方からの圧力しかかからないためです。
一方、横向きで寝てしまうと骨盤のゆがみが発生しやすくなることも。骨盤は横向きからの圧力に非常に弱いためとくに気を付けなければいけません。
どうしても横向きで寝たい方は前述したように抱き枕を使用することで骨盤への悪影響を減らすことができます。また、仰向けで寝ると腰に痛みが生じる方は、膝の下に枕を入れることで腰痛を予防できる可能性があります。
まとめ
睡眠中の姿勢を工夫することで骨盤のゆがみを減らすことができます。おすすめの姿勢は仰向けです。仰向けは骨盤の構造的に最もゆがみが起きりづらい姿勢と言えます。
また、出産後6ヶ月は骨盤が不安定でゆがみが生じやすい時期です。睡眠時の姿勢を気を付けることで産後のプロポーション維持、ぽっこりお腹の予防もおこなうことができるでしょう。