あさば接骨院 asaba seikotsuin

あさばグループ

南流山、江戸川台の2店舗を構えるあさば接骨院は、腰痛・坐骨神経痛・膝痛・産後の痛みの改善を得意とする地域密着の整骨院です。

健康コラム

産後の生理痛がつらい原因は?今日からできる対策について解説します

産後しばらくたつと、出産できる体に戻るため生理が再び始まります。生理が始まる期間には個人差がありますが、授乳期間によってどの程度で生理がはじまるかが異なってきます。
しかし、なかには1年程度再開しないこともあるようですね。
なんにせよ、出産をする前の生理と比較して『症状がひどくなっている…』と感じる方もなかにもいます。
育児で大変な時期にも関わらず生理痛に苦しむのはつらいですよね。生活リズムもつかみづらい中不調に苦しむのはできれば避けたい。
そこでこの記事では、産後の生理痛について詳しく解説しています。つらい生理痛に悩んでいる方はぜひご覧ください。

産後の生理痛が重たくなる理由


赤ちゃんを出産してからの方が生理痛が重たくなってしまうには大きく2つの理由があると考えられています。

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 栄養バランスの乱れ

です。
ひとつずつ解説していきましょう。

ホルモンバランスの乱れ

産後になると出産に関連して分泌されていたホルモンが減少します。
その関係で生理の周期も安定せず、場合によって生理痛がひどくなってしまうことがあります。
一般的に授乳をしていると6〜10ヶ月ほどで月経が再開することが多いです。
母乳保育期間が短いと、月経が再開する期間は早くなる傾向にあり、母乳をあげていないと2〜4ヶ月で再開することが多い。
そのため、ホルモンバランスの乱れによって生理痛がひどくなっている場合は時間の経過とともに症状が安定する可能性がありますね。

栄養バランスの乱れ

意外と多いのは出産後に栄養バランスが乱れてしまっている方です。
産後のママさんは赤ちゃんにほとんどの栄養を渡してしまっているため、栄養不足になっているケースが非常に多い。
赤ちゃんをお腹の中で育てるためには想像以上に栄養が必要であり、その全てを母親の摂取した栄養でまかないます。
そのため、極端な話ママさんの栄養は空っぽになってしまっているのです。
余談ですが栄養不足は産後うつや自律神経失調症にもつながることが多いためしっかりと対策をうたなくてはいけません。

つらい産後の生理痛に対する3つの対策


では、ここからは具体的な対策を3つご紹介します。どれも自分でできるものなのでしっかり取り組みましょう。
実績してほしいのは以下の3つです。

  • 栄養を積極的に摂る
  • 体を温める
  • 甘いものを食べ過ぎない

ひとつずつ解説していきます。

栄養を積極的に摂る

先述したように出産後のママさんの体内は栄養が空っぽになってしまっています。
実際に血液検査でフェリチン(貯蔵鉄)という数値を計測すると、産前に比べて低くなっていることがほとんどです。
つまりこれは赤ちゃんに自分の栄養素を与えているということ。
考えてみれば当たり前の話ですが、私たちが思っている以上に栄養素を赤ちゃんに渡しているという事実を頭に入れておきましょう。
食事面で注意した方が良いのはタンパク質と鉄の摂取です。とくに全ての基礎となるタンパク質は積極的に食べたほうが良いですね。
タンパク質は肉・魚・卵に豊富に含まれているためこれらの食事中に含めると良いですよ。
とくに卵は完全栄養食品であり、しかも安く購入できるのでおすすめです。
以前は『卵を食べるとコレステロールが上がってしまう』と言われていましたが、今では完全に否定されています。
安心して食べましょう。

体を温める


体を温めることも重要です。
産後のママさんは筋力が低下していることが多いため、冷えやすい傾向にあります。そのため、冷えによって血液循環尾が悪くならないように注意しましょう。
靴下を履く、腹巻を巻く、普段より多めに服を着る、湯たんぽで温めるなど基本的な対策で構いませんので実践してみましょう。

甘いものを食べすぎない

実は甘いものも関係があります。
妊娠中は人によって食事制限を強いられている方もいるかもしれません。出産後に今まで我慢していた甘いスイーツやジュースを飲みたくなる気持ちはわかります。
しかし、生理痛がひどい場合は気をつけなければいけません。
甘いものがなぜ良くないかというと、糖質を大量に含んでいるからです。糖質を大量に摂取すると健康に良くないことが知られています。
これはWHOの発表でも明らかな事実であり、体調不良に悩んでいる方なら疑うべき事項です。
糖質が血中に漂うと、タンパク質と結合し終末糖化産物という物質に変わります。それは正常な細胞を破壊してしまう作用を持っており、体内で老化減少を進めてしまう。
老化現象が進んでしまった細胞は回復させなくてはいけないため、余分な栄養を消費してしまうことになります。
つまり本来なら不要であるはずの部分に栄養を使ってしまうことによって、出産によって傷ついた細胞を回復させる工程がスムーズに進まなくなってしまうということです。
最近では、医師の中にも生理痛がひどい方に対し甘いものを控えるようにというアドバイスをするケースも増えてきました。
もしかしたらあなたの生理痛がひどい原因は甘いものを食べ過ぎていることが関係しているかもしれません。
全てを止める必要はありませんが量を調節してみることで生理痛が改善する可能性もありますよ。

まとめ


産後の生理痛で悩んでいる場合、ホルモンバランスの乱れ・栄養バランスの乱れが原因かもしれません。
ホルモンバランスの乱れなら時間の経過ともに治ることもありますが、栄養不足・栄養バランスの乱れなら積極的にケアしないといけないです。
自分の食事内容を見直してみて、栄養不足である可能性を探ってみてはいかがでしょうか。この記事が参考になれば幸いです。
ちなみに当院では産後の腰痛に対し力を入れて施術しています。
千葉県流山市周辺で産後の腰痛にお困りの方は是非ご相談ください。