産後の腰痛と腹直筋離開になってしまったママさん

今日も産後の不調に悩む患者様が来院されました。

Aさんのお悩みは、腰痛腹直筋離開。
産後3ヵ月が経過しているにもかかわらず、思ったように治らないと不安になられていました。

今回のお話は、Aさんがどのようにして症状が改善していったのかをご紹介します。

どんな悩みがあったの?

悩む女性

Aさんのお悩み。

  • 産後の腰痛
  • 腹直筋離開
  • 産後のポッコリお腹がなかなか治らない

腹直筋離開とは?

お腹の「腹直筋」という筋肉が妊娠時に引き延ばされ、真ん中から割れてしまう状態のことをいいます。
腹直筋離開
お腹の筋力が働きづらくなるので、腰痛やポッコリお腹の原因にもなります。

当院に来られる7割のママさん方がこの腹直筋離開の症状が見受けられますね。

ご自身でも、「産後のポッコリお腹がなかなか戻らないな(;^ω^)」と感じていたそうです。

腰痛により趣味の運動ができないことに不安を感じておられ、「今後、マラソンやジムに行って体を動かしたいんです!」という希望を持たれていました。

原因は自己流の筋トレやストレッチだった!

間違った筋トレ

Aさんの腰痛の原因は、抱っこや、自己流の筋トレとストレッチでした。

妊娠と出産を終えた、産後のママさんの体は非常にデリケートです。

運動によってはやる時期を間違うと、弱った筋肉に負担をかけてしまい、逆効果になることもあります。

YouTubeで腹筋やスクワットの動画が多くありますが、産後のママさんは絶対にしないでください

YouTubeにアップされている動画は健康な人向けに作られたものです。

産後はお腹周りの筋肉が正常より働きづらい状況にあり、人によっては安静が治療になる場合もあるのです。

産後の腰痛ってどんな治療をするの?

骨盤施術

Aさんの場合、日常生活レベルで安静にしてもらうようにお伝えしました。

個人差がありますが、産後半年ぐらいは骨盤の靭帯が緩み、お腹の筋肉が使いずらい時期があります。

そこで、お腹の筋肉が使いやすい時期(※)まで意識して休養をとっていただきました。
※(溝が指1本以内になり、力を入れたときに腹筋が固くなるのを確認できたら、腹筋を使い始める目安になります)

この時期によって始める運動を間違うと、腰痛や腹直筋離開の回復が遅くなることもあります。

専門知識を持った治療院さんに診てもらい、「自分がどの運動をやる時期なのか」を把握しておくことはとても大切です。

治療は、筋肉や関節の動きを調整し、固さ、痛み、不安定感が無くなってから徐々に簡単な腹筋からスタートし、その後レベルを上げていきました。

産後のママさんでもできる!腹筋をするポイント

当院で指導している腹筋の筋トレ法です。動画でご覧になれます↓↓↓

  1. お腹の筋肉を覆うように手をお腹にあてます。
    産後のお腹の筋肉は不安定な状態にあります。
    普通の方法で腹筋をすると、「腹直筋」という筋肉が離れてしまうので、手で押さえて行います。
    産後の腹筋ポイント1
  2. 「もう上がらない」という所で5秒間とめキープします。

5秒キープを3回で1セットします。

寝たままでできる体操なので、日々の生活の合間にできますよ。

お腹の前にある腹直筋は、下腹を支える重要な筋肉です。

しかし、離開すると前が開いた状態になり、下腹に力が入りづらくなるのです。

すると、体を動かしてもお腹で支えることができず、体全体の代謝が下がる、脂肪がつきやすくなります。

治療期間は?

治療期間

3ヶ月で10回で通院していただきました。

骨盤が安定するまでは、週に1~2回の治療ですが、安定してからは、状態によって間隔をあけます。

産後は「リラキシン」というホルモンにより骨盤の靭帯は緩みやすくなっています。

個人差がありますが、リラキシンは、約3ヶ月間出てることが多く、安定するまでに、約6ヶ月間はかかります。

Aさんの場合、

  • 最初は週に1~2回
  • 2ヶ月目は約10日に1回
  • 3ヶ月目は2週間に1回

以上のように通院され、3ヵ月後には、腰痛もだいぶ軽減されていました。

あさば整骨院をどのような人に紹介したいですか?

紹介する女性

Aさんからのコメントです。
「自分と同じような、

  • 産後ケアをしてない
  • 自己流でやってしまっている人
  • 体型が自己流では戻りにくい人

におすすめしたいです!

早くから来れば良かったと後悔していて、産後2ヶ月の人達に早めにやった方がいい!

ってお勧めします!」

と嬉しい言葉をいただきました。

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