腰痛の種類は?痛みや症状で自身の腰痛の危険度をチェック!

日々悩まされる腰痛。

少し気になる程度だった痛みがひどくなってきたり、痛みが引かない日が長く続くと、何か深刻な病気なのかもしれないと不安に思う方もいるでしょう。

この記事では、腰痛に悩む方に向けて、腰痛の種類を自分でチェックする方法をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

腰痛の8割以上は原因は分からない

腰痛は多くの人が症状として感じたことがありますが、日本整形外科学会のある調査によると、8割以上は原因不明だと言われています。

レントゲンなどの画像診断の検査をして、脊椎関係の疾患、内臓関係の疾患、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄などと診断できるのは、わずか15%程度。

残りの8割強は、非特異性腰痛と言われ、原因が分からないものが多くなっています。

骨格や筋肉の歪み、筋肉の緊張、ストレス性の腰痛は、この非特異性腰痛に含まれます。

腰痛の原因の予想をすることはできても、レントゲン等の画像診断で、はっきりと原因を見つけることができないものは、診断するのが難しいのです。

日本整形外科学会などの専門機関でも、腰痛については研究中であり、はっきりとした実態は分かっていないのが現状です。

とはいえ、日常生活に大きな支障がでるような腰痛や命に関わる疾患による危険な腰痛であるかの判断は、大まかにすることはできます。

医療機関を受診するのが1番であることはもちろんですが、痛みの感じ方によってある程度のセルフチェックも可能です。

自分の腰痛についてセルフチェックしてみましょう。

腰痛のセルフチェックの方法

腰痛セルフチェックの最も簡単な方法は、痛みの感じ方や種類と照らし合わせることです。

腰の痛みの感じ方の種類は大きく分けて5つに分類されます。

  • 背中が曲がり、姿勢が悪くなった
  • 活動していなくても痛みを伴う
  • 下半身の痺れを伴う
  • 足が痺れて長時間の歩行が困難
  • 活動時に疼痛を感じる

5つに種類について具体的に説明します。

活動していなくても痛みを伴う

体を静かに休めていても疼くようなズキズキとした腰の痛みがある、場合は、重度の疾患である可能性が考えられます。

脊椎関係の重度の疾患、強い炎症、内臓や腰回りの癌などの可能性があります。

筋肉や関節、骨格に起因する腰痛のほとんどは、活動時に痛みを感じます。

ぎっくり腰のような場合でも、静かに体を休めているときに腰が痛むことはほとんどありません。

痛みの感じ方で見た場合、最も危険度が高いので、安静時に腰の痛みを強く感じる場合は、すぐに医療機関を受診するのがおすすめです。

背中が曲がり、姿勢が悪くなった

背中があからさまに曲がり、姿勢が悪くなってきた場合は、骨粗しょう症による圧迫骨折という可能性も考えられます。

危険度としても高めです。

骨粗しょう症が原因となっておこる圧迫骨折とは、骨が折れる普通の骨折とはイメージが少し異なります。

骨が脆く、弱くなり、骨が潰れてしまった状態です。

この圧迫骨折は、閉経後の女性に多く見られます。

閉経によりホルモンバランスが崩れることが関係するとも言われています。
背中の曲がってしまうことは、骨の脆弱さだけでなく、筋力の低下とも深く関係しているので、圧迫骨折の可能性がある場合は、早めの対策をとることをおすすめします。

下半身の痺れを伴う

腰痛と同時に足やおしりなどの下半身に痺れの症状がある場合は、椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の疑いがあります。

脊椎や髄核が変形することにより、下半身周辺で神経を圧迫してしまい、腰痛や下半身の痺れを引き起こします。

癌や圧迫骨折と違って、危険度としては低めです。

しかし、症状が悪化すると日常生活に支障をきたすこともあるので、放置せずに正しい対処をするのがおすすめです。

整形外科や整骨院、整体院等で診察を受け、正しいケアの方法を行っていきましょう。

足が痺れて長時間の歩行が困難

足の痺れを伴い、長時間の歩行ができないという症状がある場合は、脊柱管狭窄の可能性があります。

脊柱管狭窄とは、神経をおさめている脊柱管の内面が、前からは椎間板・椎体後縁骨棘の突出、後ろからは黄色靭帯の肥厚、横からは椎間関節のとげで狭くなった状態を指します。

この脊柱管狭窄は、間欠性跛行という特徴的な症状があります。

長い時間長い距離を歩くと、ふくらはぎを中心に痺れを感じて歩けなくなってしまいます。

少し休憩をすると痺れはなくなり、また普通に歩行できるようになります。

歩行に障害が出ると日常生活に支障をきたす可能性もあります。

気になる症状があれば、すぐに医療機関を受診するのがおすすめです。

活動時に疼痛を感じる

前かがみになったときや何か重い物を持ったとき、同じ姿勢で長時間いなければならないときなど、活動時に痛みを伴う場合は、関節や筋肉に起因する腰痛が考えられます。

重大な疾患である可能性は考えにくく、あまり不安になる必要はありません。

危険性は低めであると考えられますが、慢性化すると治りにくくなったり、痛い部分をかばおうとして別な部分にも影響が出てくる可能性もあります。

そのまま放置するのではなく、早めにケアを行い、痛みを和らげていくことも必要です。

まとめ

腰痛は誰にでも起こり得る症状ですが、種類によって危険度や処置方法も変わってきます。

自分の腰痛と照らし合わせてチェックしてみましょう。

気になる症状がある場合は、早めに医療機関を受診するのがおすすめです。

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