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女性の子宮の内部には子宮内膜という胎児を育てる寝床が作られます。妊娠しなかった場合には子宮内膜ははがされて血液と一緒に体外に排出されます。
その際に生理痛を伴うのですが、ひどい人になるとその期間は寝込んで動けなくなる、会社や学校を休むほど辛いといいます。実はこの辛い生理痛の原因の一つが骨盤のゆがみだといわれています。
この記事では骨盤のゆがみと生理痛の関係、自宅で簡単にできるセルフケアをご紹介します。
骨盤のゆがみと生理痛の関係は?骨盤のゆがみがあると血液循環が悪くなることも
骨盤は子宮や卵巣などを包み込む女性の体の大切な部分で、生理周期に合わせて骨盤が開閉することで経血と共に老廃物を排出しています。
この骨盤の開閉がゆがみにより鈍くなると内部が圧迫され内臓が下がり気味になります。
すると圧し潰された内臓は血流が悪くなりPMSと呼ばれる月経前症候群や辛い生理痛を含む月経困難症を引き起こします。
また、骨盤の位置がずれると生理痛を酷くするだけでなく内臓の位置も変わるので下腹が出てきたり、股関節とも繋がっているためO脚やX脚などの原因になり見た目にも大きく影響を及ぼします。
どうして骨盤はゆがむの?姿勢や靴、座り方について
骨盤がゆがむ原因は以下のようなものです。
- 運動不足による筋力の低下
- 立って歩く時や座った時の姿勢の悪さ
- 普段使用している履き物など
ここではどのような状態でいると骨盤をゆがませてしまうのかまとめています。
立っている姿勢や猫背に影響されて骨盤がゆがむことも
骨盤は体の中心に位置し、上体を支えるだけでなく股関節とも繋がっており人が日々の生活を行う上での動作の要となります。
楽だからといって左右どちらかの足に重心を置いて立っていたり、背中を丸め猫背になったりするとそのままの癖がついてしまい骨盤がゆがむ原因となってしまいます。
また、骨盤周りの筋力が低下しても正しい姿勢を維持できなくなりますので注意しましょう。
ハイヒールを履いていると骨盤がゆがみやすくなる
ハイヒールを履くと常につま先立ちのような状態で前に倒れそうになりますが、実際に倒れることはありません。なぜなら、体は倒れないように重心を無理矢理に後ろに引っ張っているからです。
するとふくらはぎや太もも、体の後ろ側の筋肉は緊張し硬くなり膝の動きも悪くなります。そうなると体を繋げる要である骨盤のゆがみに関係していきます。
それに加え、ハイヒールを履くと反り腰になりやすいので上体のバランスを保とうと姿勢が崩れ、体の中心にある骨盤がゆがんでいきます。
ハイヒールが必須の場面以外では出来るだけフラットな靴を履くのが骨盤のためだといえそうです。
座り方が悪いと骨盤に悪影響をおよぼす
女性に多い横座りは骨盤が左右どちらかの片側だけに負担がかかり、同時に背骨もアンバランスになってしまいます。このような座り方を日常的に繰り返していると骨盤のゆがみに影響していきます。
それ以外にも椅子に座った状態でも猫背でいる、足を組んでいる、頬杖をつく、なども背骨から骨盤に向かってのゆがみに直結しますので注意をしましょう。
骨盤を整えて生理痛を和らげる方法は?自宅でできるセルフケアをご紹介します
骨盤を整えるセルフケアをご紹介します。リンク先は腰痛対策のものですが、腰回りの筋肉をほぐしていくと骨盤も整いやすくやすくなります。
ぜひ、ご覧ください。
まとめ
辛い生理痛が楽になったらどんなにいいだろう。女性なら一度は思うことです。その原因が骨盤のゆがみにあるとするなら日々の生活を思い直し、自分の体を見つめ直すいいチャンスとなります。
悪い姿勢をしていないか、長時間同じ姿勢でいないか、今履いている履き物は足に負担を掛けていないかなど思い当たるところは少しずつ改善をしていきましょう。
毎月、毎回のことだからこそ自分の体を知り対処法と共に長く上手に付き合っていくことが大切です。
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