出産後に腰痛になってしまうママさんは非常に多いです。
しかも育児をしながらなので、セルフケアだけではなかなか治りづらいケースも多い。
そもそもなぜ、産後は腰痛になりやすいのでしょうか?
また、それ以外にも
「産後の腰痛っていつまで続けば治るの?」
「自宅でできるセルフケアがあれば知りたい…」
と思いますよね。
そこでこの記事では、産後の腰痛の原因だけでなく症状がいつまで続くのか、また自宅でできるセルフケアを動画で公開しています。
腰の痛みによって育児に支障がでてしまっているママさんはぜひご覧ください。
産後の腰痛になる理由
産後に腰痛になってしまう理由は骨盤の歪みです。
赤ちゃんの出産によって骨盤が大きく歪んでしまい、それが影響し痛みが出てしまっていると言われています。
普段は靭帯によって強靭な力で固定されている骨盤ですが、出産時はホルモンの影響でいつもより緩みやすい状態になっています。
妊娠中に分泌されるエストロゲン、プロゲステロン、リラキシンといったホルモンによって骨盤の可動性が上がることにより、出産をしやすさせようとするのです。
骨盤が緩いということは裏を返せば、歪みも生じやすいということ。出産は体にとって非常に大きなダメージであるため骨盤も歪んでしまうのですね。
産後の骨盤の歪みはいつまで続く?
産後の歪みは時間が経過するごとに元に戻ることもあると言われています。目安でいうと6カ月。
なぜなら、骨盤の可動域を上げるホルモン(リラキシン)の分泌が産後6カ月程度続くからです。
産後6カ月以降は骨盤も安定し、腰痛も改善するかもしれません。
しかし、全ての人が骨盤の歪みが正常に戻るというわけではありません。育児中の姿勢などが影響し、6カ月を過ぎても歪みが残っているママさんも多いです。
そういった意味では骨盤の歪みはかなり長期的に続いてしまうこともあると言えるでしょう。
▼動画でも詳しく解説しています!
一度、骨盤が安定してしまえば矯正を行うにの時間がかかってしまうこともあるので6カ月以内を目安にしましょう。
産後の腰痛セルフケア
ここからは産後のセルフケア動画を紹介します。
千葉県流山市のあさば整骨院では、産後の骨盤矯正に対し力を入れています。骨盤矯正のYouTube動画も配信しておりますので、良かったらご登録ください!
▼反り腰や骨盤の開きを予防する体操
▼骨盤の安定!骨盤底筋と腹筋のトレーニング
▼産後に行う腹直筋離開ストレッチ
骨盤の歪みを悪化させるやってはいけない3つの行動
ここからは産後の骨盤を整えるうえでやってはいけない行動を3つご紹介していきます。
この3つを守ることによって骨盤の安定性が増し、腰痛などの体の不調を軽減できるかもしれませんよ。
ぜひ、実践してみてください。
うつぶせ寝
産後はうつぶせ寝てしまうのはNGだと言われています。
理由としては、
・乳房が潰されてしまい、母乳に悪影響がでてしまうから
です。
そのため、寝る時はできるだけ仰向けや横向きになった方が良いですよ。
ただ、体の状態によっては仰向けでもつらいという方もいるかもしれません。そのようなときは枕を膝の下に挟んだり、抱き枕を使ってみるなどの工夫が必要です。
自分の寝心地の良い姿勢を探してみましょう。
骨盤ベルトを強く巻きすぎてしまう
矯正用の骨盤ベルトを強く巻きすぎるのもNGです。
産後の骨盤ベルトは一定の効果がありますが、『正しい使い方』をしていることが条件。そのため、骨盤の開きを早く良くしようと強く締めすぎてしまうのは逆効果になってしまいます。
骨盤矯正ベルトは商品によって多少使い方が異なるので、しっかりと説明書を読み正しい使い方をしましょう。
極端な食事制限
体重をもとに戻そうと極端な食事制限をしてしまう方がいらっしゃいますが絶対にNGです。
体型を戻したい気持ちはわかりますが、それよりも体のダメージを回復させることが先決。出産に伴い筋肉や組織、靭帯などに傷がついているので食事はちゃんと食べないといけません。
特にタンパク質を重点的に食べるのが良いですよ。失った血液や傷ついた組織のもとになるのはタンパク質です。
ダイエットの前にしっかりした食事をした方が結果的に元通りの体型になりやすいです。
まとめ
産後の骨盤は出産に伴うダメージによって歪んでしまいます。もしも、骨盤矯正を考えている場合、6カ月を目安に行っていきましょう。
6カ月以内ならホルモンの影響で骨盤が整いやすいと言われています。
当院でも産後の骨盤矯正に力を入れているため、千葉県流山周辺でお困りの方はぜひご相談ください。