あさば接骨院 asaba seikotsuin

あさばグループ

南流山、江戸川台の2店舗を構えるあさば接骨院は、腰痛・坐骨神経痛・膝痛・産後の痛みの改善を得意とする地域密着の整骨院です。

健康コラム

変形性膝関節症(膝痛)&内側半月板損傷

こんなお悩みはありませんか?
・立ち上がる時に膝の内側が痛い
・正座が出来なくなった
・階段の上り下りが辛い…
・床のものが痛くて取れない
 

ひざ痛の痛みの発生源とは

患者様の訴えで多い症状は、ひざの内側の痛みです。では、ひざの内側の状況を画像で見てみましょう。

上記の画像のように、膝の内側(具体的にいうとスネの内側)には3本の筋肉が走っています。
この中でも痛みを起こしやすい筋肉が、【縫工筋】です。
それでは、縫工筋の走行を確認してみましょう。

縫工筋は、骨盤の出っ張り(上前腸骨棘)から膝の内側(鵞足部)についています。上記の画像を見てもらうとわかるように、他2本の筋肉よりも長いため、縫工筋が”何かの原因”で伸びることで、ひざの内側の組織を引っ張てしまい痛みが出てしまうケースが多いです。
 
では、”何かの原因”をご説明していきます。

膝の内側を痛める原因とは

まずは、この画像をご覧ください。

これはフロントランジという検査で、片足を前に出し体重をかけてもらう動作です。
上図のように、股関節と足の直線よりも膝が内側に入る方は、大きく二つに分かれますが多くは、股関節が不安定な場合です。

なぜ股関節が不安定だと膝に影響がでるのか?

この画像をご覧ください。

これは【下腿外旋症候群】といいます。
太ももの骨に対してスネの骨が外側に捻れていることがわかりますでしょうか?
太ももの骨は股関節が不安定だと内側に回転するように捻じれますので、スネの骨は相対的に外にねじれるという結果になります。
縫工筋が伸ばされるストレスと膝の捻じれが起きることで、膝の痛みが発生します。
 
では、股関節が不安定になっている根本原因をお伝えしていきます。
 

股関節を不安定にさせる筋肉は…

 
股関節が不安定になっている原因は、梨状筋という筋肉です。

梨状筋とは、股関節を安定させる上で重要なインナーマッスルです。
上記の患者様も股関節の施術を行ったところ膝が内側に入らなくなり痛みがなくなりました。
 
梨状筋がうまく働いていないと坐骨神経痛になる!?

 上図のように、梨状筋と下にある上双子筋の間を坐骨神経が通っています。
 先程の図のように膝が内側に入ると【股関節内旋】といって股関節が内側に回転します。
そうすることで、上図のように梨状筋が伸ばされることとなり坐骨神経を圧迫してしまいます。
 
確かに動作中の一時的なストレスではありますが、階段の上り下りや歩く時に何度も股関節の内旋ストレスが掛かる事によって、次第に梨状筋が硬くなり股関節の内旋動作を行わなくても坐骨神経を圧迫してしまい坐骨神経痛となります。
 

ひざ痛の原因二つ目は…

それは偏平足です。
偏平足とは、簡単にいうと土踏まずがつぶれている方です。
通常は、体重はすねの骨の延長線上に真っ直ぐ体重が乗りますが、偏平足の方は土踏まずの部分に体重が乗ってしまいます。

そうすると、足全体は連動しているので上図のように足→膝→股関節→背骨の順番に歪んでいきます。
図を見て頂くと、膝が捻れているのが分かるとおもいます。
このように膝に雑巾絞りのようなストレスが掛かり続けると、軟骨同士がぶつかり合い「変形性膝関節症」となるのです。

Q&A

Q.膝の痛みはやっぱり軟骨がすり減っているからでしょうか?
A.結論から申し上げますと、軟骨は痛みはほとんど感じません。痛みを最も感じている部位は【膝蓋下脂肪体】です。

膝蓋下脂肪体は膝関節とお皿の間に挟まれているように存在しています。
なぜ、この場所にあるかというとお皿と膝関節との間に摩擦が起きないように・動きがスムーズになるように機能しています。
しかし、この膝蓋下脂肪体が膝の歪み・ねじれによって骨により圧迫されることで初めて痛みが出ます。

英語ばかりで分かりづらいですが。(笑)
色が濃い(黒色)ほど痛みに敏感な部位と思ってください。
画像を見てもらうとわかるように軟骨はほとんど白色に近いですが、先ほどお伝えした膝蓋下脂肪体は真っ黒なのがわかりますね。
真ん中にあるドーナツ状のものは、半月板といい軟骨とはまた違います。
ここは、半月板損傷などで痛みが出る部位となります。
 
このように世の中の認識としては、膝が痛い=軟骨が減っているから。なんていうことがひろっまています。整形外科のお医者さんでも言われる方がいますが、私としてはちょっと待って!と伝えたいです。
 
ここまで読んでいただいた方は、ご理解いただけたと思いますが、軟骨は痛みを感じる神経(自由神経終末)がほとんどないので痛みは感じません。痛みを最も感じる部位は、膝蓋下脂肪体です。
 
ここが膝の捻じれやゆがみにより圧迫され痛みが発生しています。
 
なので、整形外科で手術しかない。とりあえず様子を見ましょう。湿布・痛み止めの薬で帰された方は、ぜひ当院で一度検査してみませんか?
当院は膝の問題も専門としてみていますので、おひとりで抱え込まずにご相談ください。
 
 

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