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「最近肩こりがひどくなってきた」
「スマホばっかり見てるからこんなに肩が辛いのかな…」
以前は肩こりといえば大人に発生する厄介な症状という認識が強かったですよね。しかし、近年中学生など若い世代の間でも肩こりが問題になっています。
実際に当院でも中学生が肩こりをよくするために来院することがあり、おそらく日本全体で問題が大きくなっているのだと感じます。
そこで本記事では中学生と肩こりについての関係を詳しく解説していきます。
なぜ中学生でも肩こりが起こってしまうの?
中学生に起こる肩こりの原因は大きく分けて三つあります。
- 糖質の摂りすぎ
- 姿勢が悪くなっている
- 睡眠不足
ひとつずつ解説していきます。
糖質の摂り過ぎ
糖質とはいわゆる砂糖のことです。お菓子やジュース、スイーツなどに多く含まれ、食べ物に甘さを与えてくれるもの。
また、白米やパン、麺類など「主食」と呼ばれる食べ物にも多く含まれています。
実は糖質を多く食べてしまうと肩こりが悪化する可能性が高いと言われています。
なぜなら、糖質はエネルギー源になる一方、細胞を老化させ血液の流れを悪くしてしまうからです。
糖質には細胞を老化させてしまう「糖化」と呼ばれる性質があります。細胞と糖質が結びつき、焦げたような茶色に変性されてしまうのです。
細胞が糖化すると、本来の働きを行うことができなくなり筋肉は硬く、骨は弱く、血管はボロボロになってしまいます。
肩こりがひどい中学生はまずお菓子を食べ過ぎていたり、ジュースを飲み過ぎていないかをしっかり確認していましょう。
姿勢が悪くなっている
姿勢が悪くなることによって筋肉が緊張してしまい肩こりになってしまう可能性が高くなります。
特にスマホの見すぎやパソコンのやりすぎは姿勢を悪くしてしまう原因です。姿勢が悪くなってしまうと、筋肉が常に緊張し、血流が滞ってしまいます。
血流が滞ってしまうと、本来なら回復できるはずの細胞が回復せず、負担が大きくなってしまうのです。
姿勢が悪いと感じている方は、1日5分でもいいので姿勢を正す練習から始めましょう。
睡眠不足
睡眠不足が続いてしまうと、筋肉が回復せず肩こりになってしまう可能性があります。
特に中学生はスマホを操作しすぎてしまい睡眠不足が不足している傾向にあります。
私たちが思ってる以上に睡眠不足は体への影響が大きく、1〜2時間睡眠が短いだけで脳や体のパフォーマンスは低下してしまいます。
また、自律神経のバランスにも影響を与えかねません。
睡眠不足は百害あって一利なしなので、できるだけ早い就寝を心がけましょう。
まとめ
中学生の肩こりは姿勢や睡眠、食生活によって引き起こされることがほとんどです。
反対に言えばこれらの要素を気をつけるだけで、肩こりが改善する可能性があります。
また大人と違い、体の回復力も高いためしっかりと最初のうちにケアすれば比較的すぐに治ることもあるでしょう。
中学生の肩こりは放置してしまうと、勉強に影響が出たり、精神的なストレスも増大させてしまう危険性があります。
そのため、できるだけ早いうちから肩こりのケアを始め悪化しないように注意することが必要です。
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