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健康コラム

産後の膀胱炎と残尿感について|原因と対処法を詳しく解説します

産後は、体のトラブルが多く出ます。
中でも、膀胱炎や尿トラブルは、人に相談しづらく、1人で悩みがちになります。
実は、産後の女性のうち、約4割が膀胱炎や尿トラブルを経験しているのです。
人によっては、膀胱炎の症状だとは気づかず、放置状態の人もいます。
膀胱炎や尿トラブルは、今後の日常生活にも支障をきたすので、早期に治療し、正しい知識を身に着けたいですね。
今回のお話は、「産後の膀胱炎」になりやすい原因と対処法について解説します。

膀胱炎の症状とは?


膀胱炎の症状は、主に3つあります。

①頻尿(排尿の回数は多いが、1回の量は少ない)
②排尿時や排尿後に痛みがある
③排出後の残尿感

この3つの症状が当てはまると、膀胱炎になっている可能性が高いので、医療機関を受診することをお勧めします。
泌尿器科が近くになければ、かかりつけの婦人科に相談するのも1つの方法です。
授乳中は「投薬していい薬なのか」の判断が必要なので、受診時に医師へ「授乳中」と伝えましょう。

産後が膀胱炎になりやすい原因

産後、膀胱炎になりやすい原因は3つあります。
それぞれを解説していきますね。

尿が膀胱に溜まりやすく細菌が増えやすい

産後は、尿が長時間、膀胱にたまりやすく、そこで細菌が増えやすくなります。
出産時に、赤ちゃんの頭で膀胱が圧迫され、一時的に神経が麻痺します。
麻痺している期間は、膀胱に尿が溜まっても、尿意を感じにくくなるのです。
さらに、出産時に「リラキシン」というホルモンの影響により筋肉が緩みます。
すると、膀胱の筋肉が「尿を出す力」が弱り、膀胱内の尿を出しづらくなるのです。
これが産後に感じる「残尿感」の原因にもなります。

導尿カテーテルの使用で膀胱炎になりやすい

出産に備えて導尿カテーテルを使用することがあります。
その際に、尿道に細菌が入りやすく、膀胱炎のリスクが高くなります。
器具は清潔なものを使用されていますが、外部から中に異物を入れるのは細菌が入るリスクが伴います。

悪露(おろ)で細菌が入りやすい

産後は、悪露や尿漏れにより尿道周囲が汚れやすいです。
悪露は、平均で産後2ヶ月間は排出されますが、個人差があります。人によっては、50日間続くケースもありますので、長い目でケアする必要がありますね。
小まめにパッドを変えるなど対策をして細菌が増えないようにしましょう。

産後は膀胱炎だけでなく、尿漏れも起こりやすい


産後は、尿漏れを経験する人も多いです。
本来、尿を排出する時は、「尿道括約筋」という筋肉により排泄を調節しています。
この尿道括約筋は、妊娠時から長期間ストレスを受けています。
さらに、出産時にいきみや、リラキシンの影響で尿道括約筋が緩んだ状態になり、尿を止める栓が弱くなります。
これが、くしゃみや体を動かしたときにおきる尿漏れが起きてしまうのです。

膀胱炎の対策

膀胱炎は予防ができます。
自分で対策して、「膀胱炎予防の習慣」を身につけましょう。今回は、自分でできる膀胱対策4つを紹介しますね。

水分を多く摂る

水分を多くとることで、尿の量と回数を増やします。これにより、細菌が長時間溜まることを防ぎます。
目標は1日2ℓです。
「そんなに多くは飲めない」という方は、「午前中で500㎖のペットボトルを飲む」と目標を決め、少しずつ飲む量を増やしていきましょう。

排尿を我慢しない

尿意を感じたら、我慢せずにトイレに行きましょう。
長時間、尿が溜まると細菌が繁殖しやすく膀胱炎のリスクが高まります。
「育児中はトイレにも中々いけない!」という方もいますが、パートナーに子供を見てもらう、トイレに行く時間を確保する工夫をする、などを日頃より探してみましょう。

陰部を清潔にする

パッドや尿漏れシートを小まめに変えましよう。
産後は悪露で陰部が汚染されがちです。パッドや尿漏れシートの他にも、入浴時にも陰部を優しく洗って清潔に保てるようにしましょう。
入浴時に洗う際に、石鹸を使いすぎるとかえって、陰部の自浄作用が損なわれるので、ぬるま湯か、専用の石鹸で洗うことをお勧めします。

排尿・排便後は前から後ろに拭く

トイレの後、拭く際には、前から後ろに拭きましょう。女性は、肛門と尿道が近い位置にあります。
前から後ろに拭くことで肛門の細菌が尿道に入るのを防ぐ効果があります。

まとめ


産後は、膀胱炎になりやすいです。
膀胱炎の3つの症状は、頻尿(尿の回数が増えるが、1回の量が少ない)、尿を出したときに痛みがある、残尿感です。
3つの症状に当てはまる人は医療機関を受診をお勧めします。
膀胱炎の3つの原因は、尿が膀胱に溜まりやすく細菌が発生しやすい。出産時に導尿カテーテルを使用する。
陰部が悪露で汚染されやすい、です。
対策には4つあります。
水分を多くとる。尿意を我慢しすぎない。陰部を清潔にする。排便、排尿後は前から後ろに拭くようにしましょう。
細やかな配慮が必要ですが、習慣化すると今後も膀胱炎になるリスクが抑えられます。
今回のお話が育児、家事で頑張っているママさんの助けとなれば幸いです。

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