歩くと筋肉痛になりやすい場所 6選専門家が教える対処法とは？

歩いていて筋肉痛になる方を改善に導く記事です

◇長時間歩いていると一定の場所が筋肉痛になる。。
◇歩いた後は筋肉痛が長引く。。

このように歩いた際の筋肉痛に悩む方は多くいらっしゃるかと思います。
歩きは日常生活での基本になる動きです。
この動きで「筋肉痛になるのかな？」など不安な気持ちがあると、
心地よく生活ができなくなりますよね？

この記事を読んでいただければ、

・筋肉痛になりやすい場所がわかる
・自分の症状がなぜ起こっているのかがわかる
・自分で筋肉痛を改善できる

ようになります。

この記事は、

・整形外科クリニックで延べ15000回の施術を行ってきた
・体の不調を持つ方にインソールを数多く作ってきた
・ラグビー、サッカー選手をはじめとするアスリートを治療してきた

経験を持つ私が書いていきます。

歩いていて筋肉痛になる場所が分かれば、その方の動きやクセは大体わかります。

多くの方を治療してきた経験を基に書き進めていくので安心して読み進めてください！

本記事の内容

✔歩いていて筋肉痛になる場所であなたの動きの癖がわかります
✔歩いていて足裏が筋肉痛になる　原因~対処法まで
✔歩いていてすねが筋肉痛になる　原因~対処法まで
✔歩いてふくらはぎが筋肉痛になる　原因~対処法まで
✔歩いていて太もも前が筋肉痛になる　原因~対処法まで
✔歩いて太もも裏が筋肉痛になる　原因~対処法まで
✔歩いて背中が筋肉痛になる　原因~対処法まで
✔インソールを履けば筋肉痛になりにくい⁈
✔まとめ

＊症状が出る項目を中心にお読みください！！

✔歩いていて筋肉痛になる場所であなたの動きの癖がわかります

歩いていて太ももがいつも筋肉痛になる。
歩いていてすねがいつも筋肉痛になる。

など一定の場所がいつも筋肉痛になる方いらっしゃいませんか？

このように筋肉が張りやすい場所であなたの癖や治すべきポイントが大まかにわかります。

例えば太ももの前側が筋肉痛になりやすい方は、

このような姿勢を取っていることが多いです。
なぜかというと上半身を後ろに傾けていくと太ももの前側が固くなりやすいからです。
このように体重のかけ方によって筋肉痛になりやすい場所は決まってくるのです。
体重のかけ方の癖によって筋肉痛になるのであれば、体重のかけ方の癖を修正すると筋肉痛になりにくい体を目指せるとも言えますよね？

✔歩いていて足裏が筋肉痛になる　原因~対処法まで

先程の項目にて体重のかけ方の癖を修正することが大事と書いてきました。

では、足裏が筋肉痛になりやすい方はどんな癖があるのか？

ズバリ、足裏が筋肉痛になりやすい方は足のアーチが崩れているのです！
それによって蹴り出しで踵が上がるのが遅く、いわゆるべちゃッと歩き方になるのです。

足には３つのアーチが存在します。

実は、このアーチが適切な高さに設定されていなければ効率よく歩くことができません。

どういうことかを説明します。
上図の写真を見ていただくとわかるかと思いますが、足のアーチはドーム状をしています。

体重を足にかけるとアーチは沈みますよね。
アーチが正しく機能すると、沈んだ後にアーチが戻ろうとする反応が起こります。
歩くときはこのアーチが戻ろうとする力を利用して蹴り出していくのです。

しかし、足のアーチが崩れていればこのような機能が使えずに足裏の筋肉を過剰に使うことになるのです。

ということは修正ポイントは足のアーチを整えることということが分かりますね。
オススメケアはこちらです☟

✔歩いていてすねが筋肉痛になる　原因~対処法まで

続いてはすねの筋肉が筋肉痛になる場合の原因と対処法について解説していきます。

すねが固くなりやすい動きとは？

ズバリ、
地面に足をついた際に体重が後ろに残っている方がほとんどです。

地面に足を着いた際に写真のような姿勢になっていることがほとんどです。
実際にこの姿勢をとってみていただければ、脛が硬くなるのがわかるかと思います。
そうなんです。すねや太ももの前がかなり張ってしまうのです。

この姿勢を改善するには足首の動きを柔軟にしておくことが大事です。
足首が固くて体重移動ができないと前に体は進まない。
つまり、体重が後ろに残ってすねが筋肉痛になりますよね？

この姿勢を改善するケアはこちら☟

✔歩いてふくらはぎが筋肉痛になる　原因~対処法まで

次はふくらはぎが筋肉痛になる方向けに解説していきます。

私も足に不調を持った方を治療しますがふくらはぎに不調を持つ方はかなりの数いらっしゃいます。

ふくらはぎが筋肉痛になる方の癖としては
足のアーチが崩れていることがほとんどです。
原因は足裏が筋肉痛になりやすい方とかなり近しいです。

そのため、ふくらはぎが筋肉痛になりやすい方は足裏も不調になりやすいんです！
足のアーチが崩れているのはどういうことかを説明します。

足のアーチというのは3つあります。

上図のように内側・外側・横のアーチの３つです。

歩く際にはこのアーチを多分に使うのです。

足のアーチは写真でもわかるようにドーム状をしています。
体重をかけた際にこのドームが潰れます。
そして、このドームが戻ろうとする力を利用して体は前に進もうとします。
つまり、足のアーチが崩れていると「潰れてから戻ろうとする力」が利用できないのです。

そうなると、ふくらはぎの筋肉を使って無理やり体を前に進ませなければいけません。
結果的にふくらはぎの筋肉に負担がかかってしまうのです。

改善するケアはこちら☟

✔歩いていて太もも前が筋肉痛になる　原因~対処法まで

太もも前の筋肉痛になりやすい方に向けて解説していきます。

太もも前の筋肉は大腿四頭筋（大腿直筋・中間広筋・内側広筋・外側広筋）という大きい筋肉があります。

太もも前が筋肉痛になる方はこの大腿四頭筋が硬くなることが原因となります。

では、大腿四頭筋が硬くなる姿勢は以下の写真の通りです。

赤丸の姿勢をとりやすい方は,大腿四頭筋を主に使って姿勢をとっています。

上図は先程もお見かけした図かもしれませんが。。(笑)
こういった姿勢は多くの不調をもたらすのです。

太もも前が筋肉痛になる方は足を地面に着く際に写真のような姿勢をとるのが特徴です。
また、太もも前が筋肉痛になる方はすねの筋肉も固いことがほとんどです。

このような姿勢をとる方は足首が固く、体重移動が制限されているのです。
この姿勢を改善するには足首の動きを柔軟にすることがポイントです！

オススメケアはこちら☟

✔歩いて太もも裏が筋肉痛になる　原因~対処法まで

お次は太もも裏が筋肉痛になりやすい方向けに解説していきます。

太もも裏を筋肉痛になる方はお尻に近い場所になりやすい方が多いです。

このような場所が筋肉痛になる方の姿勢には特徴があります。
それは、足を地面に着く際の体重移動がスムーズにできないことが多いです。

何度もこの図を使用していますが、この写真のような姿勢で不具合が生じていることが非常に多いのです！
足を地面に着くときにお腹が前に出る方は太もも裏が筋肉痛になりやすい方です。

この姿勢を修正するには足首の動きを良くする必要があります。
足首の動きが固い場合は体重は爪先、つまり前に移動せずに後ろに残ってしまうのです。
そうなれば足を地面に着く際に図のような姿勢をとってしまうというわけです。

その結果、太もも裏が筋肉痛になるわけです。

改善するケアはこちら☟

✔歩いて背中が筋肉痛になる　原因~対処法まで

続いては歩いていて背中が筋肉痛になる方向けに解説していきます！
背中が筋肉痛になる方はこのような姿勢を取っています。

この姿勢を取っていただけると分かるかと思いますが、
上半身が前に傾くと、かなり背中に力が入るのです。

歩いているときにこの姿勢になれば背中が固くなるのは予想できますよね。
このように前かがみ気味の方は付け根の筋肉も固くなっている方がほとんどです。

引用：o0454026912489731924.jpg (454×269) (ameba.jp)
赤丸の筋肉は上半身を前に屈ませる筋肉です。
この筋肉が固くなれば前重心の姿勢になり、結果的に背中が筋肉痛になるのです。

オススメケアはこちら☟

＊2分42秒~見てください！

✔インソールを履けば筋肉痛になりにくい⁈

これまでの項目ではそれぞれ筋肉痛になる場所の原因~解決方法までを書いてきました。

自分の筋肉痛になりやすい場所の原因~解決方法まではわかっていただけましたか？
どの部位の筋肉痛にも言えることなのですが、
自分に合ったインソールを併用すれば筋肉痛になりにくくなります。

先程の項目を見ていただければわかるかと思いますが、
筋肉痛になりやすい場所である程度、癖や姿勢がわかると言いましたよね？

インソールは足から姿勢の癖を改善できる便利アイテムなのです。
その癖や姿勢がインソールで改善されれば筋肉痛にはなりにくいですよね？

加えて、数あるインソールの中で私がオススメするのが”入谷式足底板”というインソールです。