あさば接骨院 asaba seikotsuin

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健康コラム

産後骨盤矯正ベルトの効果は?結果が出る人とでない人の違いを検証

産後の骨盤ケアをして有名な骨盤ベルト。
「骨盤矯正ベルトを着けると、スタイルが良くなる、お腹が引き締まる」などのうたい文句もあるようです。
しかし、「実際にどのような効果があるのか」を説明できる人は少ないのではないでしょうか。この記事では、骨盤矯正ベルトの効果、効果が出やすい人、出にくい人や着用期間について解説します。
骨盤矯正ベルトは高額な物もあるため、正しい情報を把握した上で購入することをお勧めします。

産後骨盤矯正ベルトとは?


骨盤矯正ベルトとは、骨盤の傾きや、緩みがちな骨盤を支えるベルトのこと。
骨盤は体の土台のため、左右さや前後の傾きが生じると姿勢自体が崩れますが、それを防止をするためのものですね。
骨盤は1つの塊に見えますが、実は3つの骨から構成されてます。つなぎ目となる関節は強固な靭帯で固められていますが、妊娠・出産時はリラキシンというホルモンの影響により関節が緩む現象がおきるのです。
そのため、妊娠中は骨盤の関節自体が緩むのでとても不安定な状態になります。そこで、骨盤矯正ベルトで支えることで骨盤の崩れを最小限に留めることができます。
すると、産後1年後も妊娠前の骨盤の状態を保つことができ、「産後太り」の予防にも活用できますよ。

産後骨盤矯正ベルトで効果が出る人の特徴

骨盤矯正ベルトで効果が出やすい人の特徴は以下のような方です。

  • 下腹が出ている
  • 猫背、腰痛、恥骨(お尻周囲の骨)に痛みがある
  • 足を片方だけ組むクセがある
  • 片方の足に体重を乗せるクセがある

以上のような方は、骨盤に歪みが生じている場合が多いので、ベルトによって効果が得られやすいです。
例えば、下腹が出ている人を例にとりましょう。下腹部が出ている人は骨盤が前に傾いた状態。
そこで骨盤ベルトを使うと、腹筋のサポートの役割をするので前に傾いた骨盤が正常な位置に戻り、下腹が出ない姿勢を保ちやすくなります。
自分の着用前と後の写真を比べるとさらに効果がわかりやすいですよ。

産後骨盤矯正ベルトで効果が出ない人の特徴


「骨盤矯正ベルトを使用してみたけど、いまいち効果がわからない」という人もいます。効果が出にくい人の特徴は、

  • 骨盤の歪みが少ない
  • そもそも姿勢が良い
  • 足を組むことが少ない

です。
骨盤矯正ベルトは「歪みを正常な状態に近づける」のが役割なので。このような方は効果を実感しづらいかもしれません。
産後は骨盤の歪みや緩みが発生するものの、そこまでひどくないという方もいることでしょう。
「骨盤矯正ベルトを使用してみたが効果を感じない」という方は、専門家に相談するのも1つの手段です。
第三者からの目線で見ると、自分では気づけなかった部位に原因がある可能性もあります。
また、骨盤矯正ベルトの装着方法が間違っていたというケースも多いですね。

妊娠中や産後は骨盤矯正ベルトをいつからつければ良い?

妊娠している場合、「いつから骨盤矯正ベルトを着用すればいいの?」という疑問が浮かびます。
結論からいうと、骨盤ベルトをつける時期は妊娠初期から産後3~6ヵ月までと言われています。
妊娠して数カ月経過し、お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれ、骨盤の形も変わります。この「骨盤の形が変わる」という時期に骨盤が歪み、恥骨の痛みやひどい腰痛を引き起こす場合があるのです。
また、出産時にはホルモンの影響により最も骨盤の関節が緩む状態になります。そのため、妊娠初期から産後3~6ヵ月間は骨盤矯正ベルトで、骨盤の関節をサポートする方が望ましいです。
しかし、当然のことながら個人によって体の状態が異なるので、専門家と相談しながら「自分に合った着用期間」を決めると良いでしょう。

まとめ


骨盤矯正ベルトは、傾いた骨盤や妊娠中から産後の緩みがちな骨盤を支える役割をします。しかし、ベルトを着用したからといって必ずしも効果がでるわけではありません。
効果が出やすい人は、足を組むクセがある、下腹が出ているなど、骨盤の傾きや左右差がある人。
ベルトは正常な骨盤の位置に修正するのがメインの目的であるため、上記のような方は効果を実感しやすいのですね。
一方で効果が出にくい人は、姿勢が良く、もともと骨盤の歪みが少ない人。
ママさんは産後は1年かけて正常な骨盤に戻っていきくので、骨盤矯正ベルトはその補助具として利用していくのがいいですね。
「自分に合った物がわからない」という方は、専門家に相談するのがいいでしょう。あなたの体のサポートとなる骨盤矯正ベルトに出会えることを願っています。