あさば接骨院 asaba seikotsuin

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健康コラム

産後に全身が痛いのはもしかして病気?リウマチや膠原病の可能性について

産後に「全身が痛い」という症状が長く続く人がいます。
「産後は体調が戻るまで時間がかかる」という認識がありますが、実は、思わぬ病気が隠れていることがあります。
それが膠原病の可能性です。
「膠原病」と聞きなれない名前ですが、意外と身近にある病気です。
今回は、出産後に起きる可能性がある膠原病について解説していきます。

出産後に起こる可能性がある膠原病とは?


「膠原病」とは「体を守る免疫」が暴走し、自分の体を攻撃してしまう病気です。原因はまだはっきりよくわかっていません。
膠原病の特徴は、圧倒的に女性に多いことです。
発症の要因に、 遺伝的な要素と、環境による外因(外からの影響)が加わることが引き起こされるといわれています。
発症の引き金となる要因には、細菌やウイルスの感染、紫外線、手術や大きな怪我が挙げられます。
さらに、他の要因として、女性ホルモンが影響するという報告もあります。
そのため妊娠や出産、更年期などで女性ホルモンが大きく変化する時に発症することもあります。

産後に起こる可能性がある膠原病まとめ


産後に起こる可能性がある膠原病は 、関節リウマチ、全身性エリテマトーデスがあります。
膠原病は、環境の変化や、 ホルモンの影響が引き金となります。
そのため、 産後のストレスを受けやすい時期に発症することも多いのです。
妊娠、出産も可能な若い女性に発症することもあり、妊娠中と出産後の過ごし方には気をつけてみましょう。
今回は2つの膠原病についてお話しします。

全身性エリテマトーデス

自分の体を守る免疫が「全身の様々な臓器」を攻撃します。
10代から40代の女性に多く、10万人に一人の割合で発症します。自分の内臓や、関節、皮膚など多くの種類の症状が引き起こされます。
治療にはステロイド剤や免疫抑制薬で治療を行います。

リウマチ

体を守るはずの免疫が、自分の関節の滑膜、軟骨を攻撃します。
リウマチは、100人に1人の割合で発症しています。30代から50代の女性になることが多いです。リウマチも自分の細胞を自分で攻撃してしまう病気の1つです。
高齢の方に多いという印象もありますが実は若くして発症する人もいます。その中の一つに妊娠出産をきっかけに発症する人もいるのです。
産後は、リウマチの症状が強くなることがあります。早めに治療を開始するのが望ましいですが、授乳期は服用できる薬に制限が出ます。
医師に相談し、できるだけ赤ちゃんに影響が出ないようなお薬を選択してもらいましょう。

全身性エリテマトーデスの症状

全身性エリテマトーデスの症状は、腎臓や、神経、肺、心臓に免疫の異常が起こります。
他にも、一週間以上続く37°から38°の発熱や、関節が腫れて痛む、強い疲労感や口内炎、体のだるさを感じます。
特徴的な皮膚の症状は、顔に赤い発疹です。(蝶形紅斑:花を中心に頬に蝶が広げたような赤みが顔に出ます)
中には、円形の脱毛が起きる人もいます。

リウマチの症状

症状は、手、肘、 ひざ関節の痛み、腫れ、関節の変形が起きます。特徴的なのは、朝が最も関節が動きづらく、症状や変形は両側に表れます。
他にも、微熱、体の重だるさを感じます。日常生活では、箸も持ちづらい、ボタンがうまくかけられないことがおきます。

どこの診療科に行けば良い?

まずは内科を受診しましょう。膠原病は、関節の痛みや、皮膚症状など多岐に渡るため、鑑別が必要です。
内科で血液検査をしてもらい疾患がないか調べてもらいましょう。その上で膠原病の疑いがある場合は専門医を紹介してもらうよう相談してください。
病院によっては「風邪ですね」と診断されることもあります。内科を受診後、症状が改善されなければ、膠原病の専門医を受診してみるのも一つです。
専門医はネットから検索できることも可能です。近隣で膠原病専門医を探してみるのも良いでしょう。

産後の膠原病の予防策は?


膠原病は、妊娠、出産後に発症する人が多いです。予防策として、発症の引き金となる「体への過剰な刺激」をできるだけ取り除くことが必要です。
日頃より、予防対策の3つを行なってみましょう。

感染症に気をつける

感染症にかかると、 体には大きなストレスがかかります。
これにより、自己免疫が過剰に反応することも起こるのです。日ごろより、手洗い、うがい、バランスの良い食事で感染症予防をしましょう。

紫外線を浴びすぎない

1日15分程度の日光浴は、 ビタミン D を作るため良いとされています。しかし、 それ以上の紫外線は体にとって負担となります。
外出時には、日焼け止めや、帽子サングラスで紫外線を浴びすぎないようにしましょう。

歯周病を放置しない

歯茎のすぐ下には骨があります。この胸に細菌が入ると、全身の免疫機能にトラブルが発生しやすいです。
妊娠中はホルモンの関係で、通常より歯周病にかかりやすくなります。自分の免疫機能が過剰に反応する前に、歯周トラブルは治療しておいた方がいいでしょう。

まとめ


「膠原病」とは「体を守る免疫」が暴走し、自分の体を攻撃してしまう病気です。産後に多い膠原病は、関節リウマチと全身性エリテマトーデスです。
リウマチや全身性エリテマトーデスの症状は、皮膚や関節に痛みを感じる、微熱が続く、強い疲労感などあります。
病院を受診するときは、まず内科に行ってみましょう。場合によっては専門機関に紹介状を書いてもらいましょう。
膠原病の予防策は、感染症対策、紫外線を浴びすぎない、歯周病を放置しないです。
今回のお話が「産後のママさん方の健康」の手助けとなれば幸いです。